2023年度 活動レポート 第46号&colon vwin德赢AC米兰合作;大阪工業大学

2023年度活動レポート(一般公募vwin德赢AC米兰合作)第046号 (Aコース)

vwin德赢AC米兰合作

大阪工業大学からの報告

 大阪工業大学国際交流センターは、さくらサイエンスvwin德赢AC米兰合作の支援を受け、ウィドヤマンダラカトリック大学(インドネシア)から学生を受入れ、2023年10月17日~10月23日まで大宮キャンパスで国際PBL(プロジェクトベースドラーニング)vwin德赢AC米兰合作を実施しました。

 プログラムテーマは「vwin德赢AC米兰合作」。環境に配慮し持続可能な社会を構築することが重要課題である両国学生が、技術大国日本でのものづくり技術やSDGs達成に向けた仕組みを学び、体験しました。

 プログラムは、全体オリエンテーションと両大学の大学紹介からスタートしました。次に、参加者の自己紹介を事前に作成していたスライドを用いて行いました。今回のプログラムのテーマとして、SDGs達成を目指して環境に配慮し、持続可能な社会を構築することを目標に設定し、ものづくり技術修得の一例として「界面活性剤とvwin德赢AC米兰合作」にスポットを当てました。そのため有機化学や工業化学の基礎的知識を復習するためのレクチャーを行い、「油脂・界面化学」の基礎知識に関する講義を受講しました。

 その後、大阪市から北九州市に移動して、シャボン玉vwin德赢AC米兰合作株式会社を訪問し、講師によるレクチャーを聴講し、vwin德赢AC米兰合作製造工程を見学しました。同社は、完全無添加で昔ながらの製法でvwin德赢AC米兰合作を製造しており、日本のものづくりに対するこだわりや人や環境に優しいものづくりを学ぶことができました。

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シャボン玉vwin德赢AC米兰合作株式会社での見学の様子

 実際の工場内で使用されているケン化釜を見学し、熟成中のvwin德赢AC米兰合作素地を実際に目で見ることができました。じっくり時間をかけて熟成したvwin德赢AC米兰合作素地を使って、固体vwin德赢AC米兰合作に加工してパッケージに封入するまでの流れを拝見し、一連のvwin德赢AC米兰合作製造方法を見学することができました。合成洗剤や添加物は一切入っていないため、vwin德赢AC米兰合作成分が酸化しやすい事が問題としてあるとのことで、固形vwin德赢AC米兰合作を袋詰めするときには窒素を封入するなどのこだわりと手間を惜しまないものづくりを拝見できました。

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シャボン玉vwin德赢AC米兰合作株式会社での集合写真

 翌日は、北九州市エコタウンセンターを見学しました。『リサイクル』や『循環型社会』、『エネルギー』について学べる施設の見学を行い、大規模な「自然エネルギー施設」も見学しました。再生可能エネルギーや資源循環などは両国の学生諸君にとってとても興味深いキーワードとなっており、これまでと同様に熱心に見学していました。

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北九州エコタウンセンターでの集合写真

 大阪に戻ってからは、SDGs達成に向けたものづくり技術を学ぶ教育体験プログラムの一環として、固形vwin德赢AC米兰合作づくりを実際に行いました。最初に、原料である油脂の産出国であるインドネシアと日本の輸出入について討論し、SDGsをキーワードに意見交換しました。

 次に、長鎖脂肪酸組成の異なる数種類の油脂を使って界面活性剤を化学合成し、それを用いた固形vwin德赢AC米兰合作への加工実験に挑戦しました。作製した固形vwin德赢AC米兰合作の硬さや肌触り、泡立ちなどの各種物性評価を行い、組成の違う原料から異なる固形vwin德赢AC米兰合作が得られることを知りました。さらに、合成界面活性剤やその他の添加物を使用することに対する環境への負荷や、廃棄物、排水などへの影響について、グループディスカッションを通じて共有することができました。

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固形vwin德赢AC米兰合作への加工実験の様子

 そして、グループで成果発表のプレゼンテーションを作成し、報告会を開催しました。報告会では、本vwin德赢AC米兰合作で得た学びや、今後各学生が専門分野でどのように発展させるかについても発表されました。

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グループでのプレゼンテーション作成の様子

 最後に、さくらサイエンスvwin德赢AC米兰合作のご支援に心から感謝申し上げます。このvwin德赢AC米兰合作を通じて、ウィドヤマンダラカトリック大学と大阪工業大学の学術交流が今後も一層発展することは勿論、学生たちにとっては貴重な学びの機会となりました。

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修了式後の全体集合写真