さくら同窓生からの德赢ac米兰官方合作vwinVID−19に関する現況報告

黄 鴻堅

新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延しています。麻布大学が実施するさくらサイエンスプログラム事業により、アジア各国・地域から多くの獣医師が来日しました。私たちは、各国・地域で蔓延している感染症に関する情報を共有するために、国際的なネットワークを形成し、この情報共有を通じて、私たちのプロジェクトスローガンであるハーモニー、フラタニティ、ネットワーキングを達成するためにお互いから学び合っています。また、私たちは感染症の制御や国際的なコントロールに何らかの形で貢献したいと考えています。私たちのネットワークを利用して収集した各国・地域の状況・対応策について下記の通り報告します。

プロフィール

1956年 マレーシア生まれ、日本の国費奨学生として来日、北海道大学獣医学部卒、獣医学博士を取得。(株)北海道動物医学センターに勤務後、同大学で助手に採用、1995年から台湾・国立中興大学准教授、同大学で教授に昇任、国際部長も兼務。2009年から山口大学にて教授、国際戦略室副室長、副学長補佐を務める。2013年～2021年まで麻布大学獣医学部教授。2021年～現在 JSTさくらサイエンスプログラム推進本部 国際連携アドバイザー。
専門：獣医寄生虫学、人獣共通感染症、公衆衛生、実験動物学
135以上の科学読論文を執筆または共同執筆した。

麻布大学在籍中の2014年から2020年まで、毎年、さくらサイエンスプログラムの一般公募プログラムで、人と動物の共通感染症などをテーマに幅広い国・地域から同分野の研究者を招へいし、感染症の研究内容を紀要としてまとめられました。また、招へい研究者とはプログラム終了後も研究ネットワークを作り、感染症予防対策について取り組まれています。

現況報告

出典